全国家庭用品卸商業協同組合

ALL JAPAN WHOLESALERS’ ASSOCLATTON

 


全国家庭用品卸商業協同組合

理 事 長 岡 部 弘 幸
 
年 頭 所 感

 令和3年の年頭にあたり、業界の皆様に謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 平素は組合事業に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼を申し上げます。
 さて、昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に振り回されて過ぎ去った1年となりました。
東京オリンピック・パラリンピックの延期など予想を超えることが次から次へと起きました。4月には緊急事態宣言が発令され、外出制限など日常の生活に影響を及ぼし、半ば強制的に経済活動も停止させられ、日本経済は消費税率引き上げの影響も加わり、個人消費へのダメージは深くて長期間となりました。その後に宣言は解除されたとはいえ、感染が終息されたわけではなく、コロナ禍後の感染動向と個人消費の関係を見ると、感染者の増減により自粛と緩和の繰り返しとなりました。内閣府が公表した世界経済の潮流で、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響について「スピードと深さ、国際的な広がりの速さで、短期的には大恐慌やリーマン・ショックを上回るほどのショックだった」と指摘しました。リーマン・ショックの時は外需が低迷し、特に金融業の不振が経済全体を落ち込みさせました。それに比べてコロナ禍では、消費を中心とした内需までも急減してしまった事が影響の大きさの違いではないかと思います。我が国経済がおかれている状況は、心配していた昨年実施の消費税率引き上げや少子高齢化に伴う人口減少による国内市場の縮小等の影響が大きかった事や、期待していた東京オリンピック・パラリンピック開催によるインバウンド効果もコロナ禍における入国規制により、ほぼ無かったと云えます。

 こうした中で当組合は、4月に開催される通常総会も新型コロナウイルス感染防止
の観点から、全国各地から組合員を会場に呼んでの開催を書面での議決に変更して開
催いたしました。また、毎年開催している家庭用品総合見本市リビングワンダーラン
ドや、主要取引メーカー様と構成している全家協・協力会との製・配合同フォーラム
、次代を担う全家協・青年部会研修会、組合員のスキルアップを目的とした全国情報
物流責任者会議等、重要な各行事が中止せざるを得ない状況となりました。但し、コ
ロナ禍とはいえ立ち止まっているだけでは組合事業が出来ない為、在宅勤務・時差出
勤・WEB会議等、工夫を凝らしながら業務を遂行いたしました。
 このような不安が続いた一年が終わり、希望と期待に胸躍らせる新年も、新型コロ
ナウイルス感染症の動向で左右される厳しい経済状況が続くと思いますが、感染拡大
の防止策を講じつつ、社会経済活動とのバランスを取り、財政・金融政策によって下
支えされた景気刺激策の効果を期待いたします。
 これからも「新しい生活様式でのおうち時間」でも需要がある家庭用品を取り扱い
、卸としての本質的機能で期待にお応えして、販売店様並びに消費者の皆様のソリュ
ーションとニーズを満す機能強化にメーカー様と手を携え、心豊かな生活スタイルを
提供して参りたいと思います。
 これからも全国組織である組合運営では「相互扶助」の精神に基づき、組合員との
強い結束力「絆」を更にひろげるよう、中小企業の健全な発展に尽くす所存でござい
ます。


 何卒、本年も旧に倍してのご支援をお願い申し上げますと共に、皆々様のご繁栄、
ご発展を祈念いたし新年のご挨拶といたします。

                                  以上