全国家庭用品卸商業協同組合

ALL JAPAN WHOLESALERS’ ASSOCLATTON

 


全国家庭用品卸商業協同組合

理 事 長   岡 部 弘 幸
 
年 頭 所 感

 平成31年の年頭にあたり、業界の皆様に謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 平素は組合事業に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼を申し上げます。
 さて、昨年は、6月に大阪北部地震、7月の西日本集中豪雨、9月には台風21号による災害と北海道胆振東部地震と百年に一度と形容される災害が頻発した一年でありました。自然災害は人命を奪い、住宅や社会インフラを破壊するだけでなく、企業活動を麻痺させ、地域経済や産業にもダメージを与え、GDP(国内総生産)に少なからず影響を及ぼしました。
 我が国経済がおかれている状況は、少子高齢化に伴う人口減少と国内市場の縮小、深刻な人手不足等の懸念材料や、米中間での貿易摩擦問題の影響による日本の国際競争力が低下する恐れや、中国をはじめとする新興国経済の減速の背景もあり、景気回復を実感するには程遠い一年でありました。
 こうした中で当組合は、主要取引メーカー様と構成している全家協・協力会と合同で開催する4月の通常総会では記念講演として米カルフォルニア州弁護士・タレントのケント・ギルバード氏をお迎えし「日本の自立と覚醒が世界を救う」と題した話を伺いました。9月には家庭用品総合見本市リビングワンダーランドを開催し全国の有力販売店様に来場していただきました。10月の製・配合同フォーラムでは基調講演として西郷隆盛の曾孫で㈱ナンシュウ代表取締役の西郷隆夫氏をお迎えし「子孫から見た西郷隆盛」と題した話を伺いました。このような行事を合同で行ない、製・配の関係の絆を強化いたしました。
 組合事業の柱となっている共同仕入事業の第52期実績は、生活必需品を取り扱っている事もあり、お陰様で好調に推移しております。6月には次代を担う全家協・青年部会が、米国シアトルの流通視察研修を行ない、各小売業が打ち出しているコンセプト、イメージ戦略やターゲットにしている客層等について学んで来ました。
 家庭用品の総合見本市としてリビングワンダーランドは、毎年工夫を凝らしながら今回のテーマを「ソーシャルを席巻する♯zakka」~新たなターゲットを刺激するSNS活用術~」と掲げました。商品やサービス購入時に参考とする情報源で有効なSNS「Instagram」は、生活シーンに深く浸透し、販売促進する上で見逃せない現象となっている為、「インスタ映え」を意識した家庭用品の魅せ方も付加価値として提案いたしました。主要メーカー様の強力なご支援の下、全国の有力販売店様にお見せして手応えを感じました。

 希望と期待に胸躍らせる新年も、世界経済情勢等の影響で為替相場の変動による景気の減速や、北朝鮮情勢等不安要素があります。国内では人口減少が進行し、少子化と高齢化問題等により経済の成長が妨げられる事もあると言われております。入国管理法改正により外国人労働者の受入が拡大され、深刻な人手不足の改善になる事を期待しますが、一方で、外国人との共生がこれまで以上に求められ、企業は新たな課題も抱えることになります。
 また、消費税増税が経済に与える影響も少なくなく、中小企業にとって厳しい経済環境下である事は間違いありません。
 これからも卸としての本質的機能で期待にお応えして、販売店様並びに消費者の皆様のソリューションとニーズを満す機能強化にメーカー様と手を携え、心豊かな生活スタイルを提供して参りたいと思います。
 全国組織である組合運営では「相互扶助」の精神に基づき、組合員との強い結束力「絆」を更にひろげるよう、中小企業の健全な発展に尽くす所存でございます。

 何卒、本年も旧に倍してのご支援をお願い申し上げますと共に、皆々様のご繁栄、ご発展を祈念いたし新年のご挨拶といたします。

                                  以上