全国家庭用品卸商業協同組合

ALL JAPAN WHOLESALERS’ ASSOCLATTON

 


全国家庭用品卸商業協同組合

理 事 長   岡 部 弘 幸
 
年 頭 所 感

 平成30年の年頭にあたり、業界の皆様に謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 平素は組合事業に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼を申し上げます。
 さて、昨年は、外需要因として米国のドナルド・トランプ新大統領誕生、英国の欧州連合(EU)からの離脱による欧州の財政問題、北朝鮮情勢等、内需要因としては衆議院議員総選挙等の結果次第では、我が国経済に大きな影響を及ぼすのではないかと心配いたしましたが、安倍政権が続く事となり、諸外国との関係も維持され、アベノミクスの推進が継続される事となりました。又、我が国の経済回復傾向は平成24年12月から続いており、高度経済成長時代のいざなぎ景気を超え、戦後2番目の長さとなりました。
 景気動向を示すといわれる実質GDP(国内総生産)では、前年から引き続き連続でプラス成長となりました。一方で、消費者物価指数の上昇は日本銀行の目標である2%を大幅に下回っており、個人消費の勢いは感じられず、景気回復を実感するには程遠い一年でありました。
 こうした中で昨年は、当組合創立50周年、主要取引メーカー様と構成している全家協・協力会創立40周年の記念事業の総仕上げとして、4月の通常総会では小泉純一郎元内閣総理大臣の特別記念講演、6月には協力会メーカー様との合同企画でシンガポール視察研修、9月には全国の販売店様をお呼びする家庭用品総合見本市リビングワンダーランド、10月には製・配合同フォーラムを開催し、製・配の関係の絆を強化いたしました。
 これまで挑戦してきた50年を振り返り、「相互扶助」の精神に基づいて、守るべき事は守り、変えるべき事は勇気を持って変え、一層の努力を以って、これからの50年に向けて更なる飛躍を図る事を固く決意しました。
 組合事業の柱となっている共同仕入事業の第51期実績は、幅広いカテゴリーを取り扱っている事もあってお陰様で、前年増で好調に推移しております。改めて組合員との結束力「絆」を実感いたしました。

 家庭用品の総合見本市として開催しているリビングワンダーランドは、毎年工夫を凝らしながら今回のテーマを「見せる 伝える 魅了する 日本の家庭用品~4000万人の世界のお客様へ~」と掲げました。今後多国籍化していく顧客に対応するためには雑貨業界の国際化対策は急務となり、日本の雑貨をZakkaとして考えた提案を、主要メーカー様の強力なご支援の下、全国の有力販売店様にお見せして手応えを感じました。
 希望と期待に胸躍らせる新年も、世界経済情勢等の影響で為替相場の変動による景気の減速や、北朝鮮情勢等不安要素があります。国内では人口減少が進行し、少子化と高齢化問題等により経済の成長が妨げられる事もあると言われており、引き続き、中小企業にとって厳しい経済環境下である事は間違いありません。
 当組合のプライベートブランド「プロリーブ」は、30年以上永くご愛用いただいておりますが、消費者の価値観やライフスタイルの変化に対応した商品を開発すると共に、価格訴求のニーズを反映した生活必需品として、カテゴリーを拡げ新たな売場づくりの提案をして参ります。
 これからも販売店様並びに消費者の皆様のソリューションとニーズを満す機能強化に、メーカー様と手を携え、全国組織である組合の「相互扶助」精神の下、卸として本質的機能で期待にお応えして、その先の消費者に心豊かな生活を提供して参りたいと思います。

 何卒、本年も旧に倍してのご支援をお願い申し上げますと共に、皆々様のご繁栄、ご発展を祈念いたし新年のご挨拶といたします。

                                  以上